誰しもがユニークであり貴重な存在としてこの世界で自分自身を表現しています。そして、その表現方法を通して自分自身を知るという体験をすることになります。
徐々に自分自身について分かり始めると、今まで眠っていたり使ってこなかった能力が開花され活性化してきます。この時、自分の能力に陶酔してしまうと、自分を知るという道から外れてしまいます。能力を自分の正直な表現として活用できれば、スムーズに己を知るゲートウェイを進みますが、そうでないと記憶喪失とも呼ぶべき無知の状態へと逆戻りしてしまいます。
結局、能力は単なる能力に過ぎず、それをどのように活用するかと言う点がポイントになります。自分自身を知るためにも使えるし、他者を操作することにも使えますし、傷付くためにも使えるし、喜ぶためにも使えます。能力によって葛藤してしまうこともあれば、ワクワクすることもあるでしょう。
この意味で、人生とは能力ではなく、どのように生きていくかという決意・意図が導いていると言えます。何事もそうですが、今行っている事は何の為なのか?という点を意識しておくことで、自分の最大限の力を柔軟に自分を知る道のために活用できるようになるでしょう。