「私は○○です」という宣言が日常を動かしています。この○○に自分自身の本質を表現している言葉が入れば、もはや無敵状態になれます。
私たちはどこにいても何をしていても自分しか存在できないと言えます。確かに、目の前には他者が認識できるかもしれませんが、他者も本質的には自分の投影であり創造体と言えます。
この意味で、「私」をいつでも認識できていれば、何があっても大丈夫です。どのように認識するかですが、五感と感情・フィーリングを意識的に味わい、それらを今行っている行動に総動員して体感をすることです。つまりは、意識的に今という瞬間を味わうことですね。そうしているうちに、自分の本質の存在が姿を表してきます。
他者にはなれないのがこの世界での体験です。誰かに対して憧れたりすることは悪いことではありませんし、そこから自分を知る事ができるものですが、だからと言って完全に他者になろうということは無理です。オリジナルの存在としてこの世界で日々体験をしていることが大きな私たちの意義であり命題です。