この世界では私たち一人ひとりは分裂していて、個として一人ひとりが存在しています。「わたし」と「あなた」という主観と目的がある世界が私たちが生きている現実世界です。それと、同時に「全ては繋がっている」という視点も存在しています。これは「わたし」と「あなた」というように分裂して視点が持てない視点で、例えるなら「わたし=あなた」というような視点です。私たちはこの2つの視点を同時に体験をしています。
完全に「全ては繋がっている」意識状態になると、今までの概念が180度見方が変わり、過去や現在という時間軸も全てが同時に存在していて、全てが知っている状態となり他者も個という概念も無い世界の中へと入っていきます。例えるならば、一滴の雫となり、大海の中に溶け込むような状態ですね。意識が拡大していくと、このような体験が起こります。この状態は誰しもが意識していなくても持っている状態です。
この世界でやるべきプログラムを体験し尽すまでは、両者の視点を持ち続けます。プログラムが終了に近付くにつれ、「すべてが繋がっている」意識状態へとシフトしてきて、気付くとそのような状態が自然になってくるでしょう。それまでは、時間のある視点もとても大切です。この世界で体を使って体感できることは、多かれ少なかれ時間が必要だからです。時間がある視点と全てが繋がっている視点の両方をバランスよく日常的に意識していることが、よりスムーズに自分自身の答えを知るためのキーですね。リアリティとスピリチュアリティを統合した意識状態とも言えます。
体がストレスやブロックに支配されていると「すべてが繋がっている」視点になかなか気付けません。なので、時間の枠の中で捕らわれ柔軟な意識を体感できなくなってしまいます。それに気付くヒントの一つが夢の活用です。夢を見ている時、私たちは全てが繋がっている視点を持っています。試しに誰かと「同じ夢を見る」と意図して寝てみてください。お互いの意図が明確で夢が意識的であれば、似たような夢や全く同じ夢を体感できるでしょう。夢を使ってすべてが繋がっている意識を知ることができます。
拡大した意識を体感するために役立つワークショップを下記の日程で開催します。