運命を変えるという話があります。例えば、人類や個人の記録が入っているアカシックレコードの記録を変えて、よりよい人生にするという概念がありますが、そんなことを実はする必要が無いばかりか、実際にアカシックレコードにアクセスすれば、実は何も変える必要性が無いということに気付きます。また記録を変える事はできるものではありません。
私たちの人生は大きく分ければ、2種類。「努力して頑張って進む人生」と「努力無く楽に進む人生」です。どちらを選択したとしても、今回の人生だけではなく、他の転生やタイムラインの人生で体験したり手に入れるものは何も変わりません。どちらを選択しても人生のプログラムは展開していきます。ただし、前者の場合は、時間が長く掛かるような展開で、後者の場合は、時間が短くなるような展開ですね。大きな視点で見れば、大したことではありませんが。
私たちは嫌なことや好きなことというように、生きていくための術を過去から未来へと学んで生きていきます。そうすると、他者との比較等の中で、自分の人生で「どこかが間違っている」というように捉えるようになります。そうなると、人生が間違っていたというように捉えたり、過去を後悔したりするパターンが生まれてきます。強いて何か間違っていることがあるとすれば、それは他者と比較したり、何か間違っていたんじゃないか、と想うパターンを生み出させているブロックであったり、出来事に対する反応パターンです。一人ひとりがオリジナルの存在なので、他者と比較することは意味がありません。もちろん、他者を参考にして自分のオリジナリティのアイデアにしたり活用したりすることは意味があることですが。
全てはパズルの大きな絵で、全てのピースとピースは様々な形をしていたとしても、完全にピースとピースは合っています。何も変える必要はありません。例え、「何か間違っていたんじゃないか」と想ったとしても、それさえもパズルのピースです。全てはバランス。もし「間違っている」と感じた場合は、オリジナリティを発揮できるチャンスということです。今までとは違う独特で珍しい角度から見つめてみるとユニークなアイデアが閃くように感じています。