自然界から発見されたマジカル比率。それが黄金率(Golden Ratio:Phi Ratio)と呼ばれる比率です。この比率は、1.6180339・・となる数値で表すことができます。四捨五入をして1.618と表されることが多いです。
黄金率を簡単に上の図で説明します。全体の長さをAとすると、Bの1.618倍がAの長さになり、Cの1.618倍がBの長さとなります。このようなバランスが黄金率ですが、これが自然界の中にある法則です。下記の図も黄金率です。Bを1とすれば、Aは1.618倍した長さになるというイメージです。
例えば、イルカの体もこのバランスになっています。イルカの目と、フィン、尾っぽの配置のバランスが黄金率になっているんです。ペンギンの体のバランスもそうですし、有名なのがオウム貝等の貝の巻き部分の比率です。人間の体の健やかな体のバンラスも黄金率になるとのことです。
建築で言えば、有名なのがピラミッドの角度やアテネ神殿のバランスなど、自然界のバランスを利用して作られています。宇宙の話で言えば、地球と月の関係性も黄金率で表すことができるとの事。様々な自然のサイクルは黄金率で支配されているんですね。
自然のバランスというのは本当にすごいですし、神秘的ですね。一体「誰が」「何が」黄金率のような比率を作ったのでしょうか?個人的な体験ですが、あちら側の世界に臨死体験で行った時に描いた図がまさにオウム貝の巻き部分のようなイラストでしたし、全ての周りがバランス・調和で秩序が保たれているような認識にもなりました。
映画「マトリックス」で描かれているようなアーキテクチャー(設計者)的な「何かが」この意識の世界を創った証のように思えます。創造主・神・始まりの瞬間のビジョン・ビッグバン・Something great・・など様々な呼び方がありますが、私たちはそのプログラムの一つなのかもしれいと感じています。一体何が、この世界を見せているのか?この視点で世界を観察すると「私」という存在の正体が見えてくるように感じています。