今回は、「スピリチュアル」という言葉が持つ多様な意味と、なぜ僕がこの言葉をあえて使わないようにしているかについてお話ししたいと思います。
スピリチュアルの多面性
スピリチュアルと一言で言っても、その捉え方は人によって大きく異なります。
日本では、霊的な意味合いを持つこのスピリチュアルという言葉は、霊やおばけ、神仏、サイキック能力、目に見えない力、ヒーリングなど、多種多様な現象や概念を指し示します。
しかし、これらは時に相容れないものであり、人々の中で矛盾や葛藤を生み出すこともあります。
誤解を招く可能性
スピリチュアルという言葉は、戒律や上下関係、能力至上主義といった、本来の目的から離れた理解を促すこともあり、
人によっては混乱や葛藤を助長することにもなりかねません。
これは、言葉が持つニュアンスが集合意識の中で変化し、多様な解釈を生むからです。
また心の平安を目指す人々に対して、コントロールの材料として使われているという話もあります。
時にスピリチュアルとは権力とも関わっているのが現状です。
本質と源を求めて
僕が大切にしているのは、「本質」や「源」といった言葉を通じて、自分自身の命の正体を深く理解することです。
言葉は通貨のようなもので、多くの人と価値や意図、想いを分かち合うための記号ですが、そのニュアンスは時として本来の意味を損なうこともあります。
そのため、僕は意識的に「スピリチュアル」という言葉を避け、「本質」や「源」という言葉を用いて、私たちの内なる世界や多次元的な意識の領域とつながり
よりよい人生を創造していくこと、今この瞬間をエンジョイすることを重視しています。
まとめ
スピリチュアルという言葉は、その解釈の広がりと深さゆえに、誤解や混乱を招く可能性を秘めています。
しかし、本質や源への理解を深めることで、私たちはより豊かな内なる世界を築き上げることができます。
言葉を超えた、命の正体を知る旅は、一人一人が自分自身の心と向き合うことから始まります。