他者の感情を受け取るとは?
私たちは日々、さまざまな人々と出会い、多くの経験をしています。
その中で、特定の人と出会った後に疲労感を感じる、あるいはその人の「悪い気」を受け取ってしまったというストーリーがあります。
しかし、そこで感じているのは実は自分自身の感情であり、相手から直接感情を受け取ることはありません。
確かに他者がキッカケとなることはありますが、感じている気持ちは紛れもなく自分自身のものです。
私たちは、自分の感情を味わうことしかできません。
共鳴現象: 感情は自分自身から浮上
ここで例えば、友人の喜びに感動、あるいは他人の悲しみに涙する瞬間を思い浮かべてみてください。
あなたが感じているその喜びや悲しみは、友人や他人から直接受け取ったものではなく、
それらの感情が自己の内面と共鳴し、自分自身の中から浮上してきたものです。
つまり、相手の態度や雰囲気がそのキッカケとなって、自分自身の中にある感情が浮上してくるのです。
これこそが「他者の気を受け取った」と感じる原因なんです。
幽霊や憑依の話の真実
この共鳴現象から、”霊に憑依された”といった話も生まれますが、それもまた自己の内面が反応しているだけなのです。
たとえば、”霊に憑依された”という体験は、本当は自己の中に眠っていた未解決の感情や問題が、特定の状況や人々を通じて表面化したものす。
私たちはこのような古い視点を手放し、自身の本質に気づく必要があります。
そうしなければ、現代社会の厳しさが自己の感情を揺さぶり、生きづらさを増幅させてしまいます。
感情移入から共感能力へ
豊かな人生を創造するキーは、自分の感情的な反応を他人のせいにしたりすることではありません。
それは、自分が自分の反応を制御していると気づくことにあります。
感情移入の状態から共感能力へと移行する時、私たちは自分自身の感情と相手の感情を明確に区別できるようになります。
相手が感じていることを理解しようとするとき、それは一種の共感であり、相手の感情を自分自身の感情と混同することはありません。
感情移入とは、相手の感情を自分の感情として受け取ることで、これはしばしば私たちを無力感や混乱に陥れます。
一方、共感能力(エンパス)とは、自分自身の感情と他人の感情を同時に認識し、その差異を理解する能力です。
共感能力によって、私たちは他人の視点を理解しつつ、自分自身の感情と視点を保持することができます。
共感能力は、感情移入の混乱から私たちを守り、真の共感と理解へと私たちを導く意識のテクノロジーです。
結局、私たちが他人と出会ったときに感じる感情は、すべて自分自身のものです。
相手の「悪い気」に反応するのは、それに対する自分自身の感情の反応です。
つまり、自分の中に「悪い」という概念や葛藤が反応しているということになります。
これを理解すると、他人を責めたり、自分自身を疲弊させることなく、感情の起伏を効果的に管理することが可能になります。
まとめ: 自己の感情を理解し、楽な生き方へ
自己の本質に気づき、それを現実の世界で実践することで、私たちはより豊かで充実した生活を送ることができます。
感情はすべて自分自身から生まれるものであり、それを理解し、受け入れることが、自分自身と他者との良好な関係性を築く第一歩となるのです。
また、自己の感情を理解し、共鳴現象を通じて自己成長することで、心の中の「幽霊」を解放し、真の自己へと繋がる道が開かれます。
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