私たちの正体は何でしょうか?
私たちの命の本質はどんな音がしていて、どんな色がしているでしょうか?
私たちが今認識している世界は何が見せているのでしょうか?
生まれてから今まで、私たちは家族、学校、社会の集合意識の中で様々な概念を身に着けてきました。
エゴ(自我意識)は、そんな集合意識の中で培った「生きるための術」というプログラムを組み立てて、思考パターンや行動パターンを作ってきました。
そのパターンは、いわゆる「当たり前」や「一般的」だったり「普通」だったり「常識」だったり、「必ずこうだ」というような正しくある必要性です。
もちろん、生きていく事がこの世界を生きている大きな目的とも言えるので、エゴの機能は大切です。
しかし、その機能によって、ガチガチに鎧を身に着けてしまっていると、本来の私たちの本質が隠れた状態になってしまい、ワクワクした生き方ではなく、ビクビクした生き方が優位になってしまいます。
エゴは「生き延びなければならない」という使命の元、例え傷ついてもちゃんと生きれてこれた過去の経験からのパターンを大切にしているからです。
エゴにとっては挑戦的になりますが、ワクワクした人生へと繋がるキーは、今まで培ってきた概念を壊していく事です。
思い切って、その「当たり前」の概念の外側にダイブしていく事が、本質的な私たちの正体を知る秘訣です。
いきなり概念の外側へダイブと言われても、どうしたら?と思う方も多いと思います。
概念はガチガチな鎧のようになっているので、無理やり外側へ移行しようとしても、エゴが抵抗して元に戻ります。
なので、「ちょっとづつちょっとずつ」で、概念を崩壊させていく事がポイントになります。
そのアプローチは人それぞれなので、必ずこうしないといけない、と言う方法はありませんが、
一つのヒントとして、塗り絵があります。
「こうでなければならない」という概念を捨てて、思い切り好きなように塗ってみることです。
子供が自由自在に塗り絵をするように。
更には、利き手とは逆の手で塗ってみるのもおすすめです。
些細な事ですが、このような実践を行っていく事で、徐々に徐々に、エゴが「こんなことしても生きていけるわ!」として、エゴがバージョンアップしていき、本質を知る事や表現することをプログラムしていきます。
日々の中で少しづつ、概念の外側へダイブしていきましょう!!