「分からない」と「知りたい」
この二つの概念に共通するのは、「未知との遭遇」です。
つまり、人生において、まだ出会っていない知識、やったことがない体験、新しい環境など、未知な事に出会った時の反応の違いです。
「分からない」は、未知に対する答えを得ない状況を作り、「知りたい」は未知に対する答えを得る状況を作ります。
「分からない」はエゴ的で、過去に対する後悔や諦めで、「どうせ自分には無理だから辞めておこう」というような諦めに繋がり、
「知りたい」は本質的で、「どうせうまくいっているからこのまま進んでみよう」というような好奇心であり、明らめ(物事が明らかに展開すること)に繋がります。
「分からない」は今までと同じものや環境を守り、
「知りたい」は今までとは違うものや、本質的に望んでいるものを現実化させます。
様々な問題や不安、疑問や謎に出会ったとき、その時の反応の選択が未来の結果を決めます。
つまり、「分からない」で反応すれば、問題はより問題になり、「分からない」状況が続きますが、
「知りたい」で反応すれば、問題は問題で無くなり、そこから次の本質的に望んでいる未来が現実化されます。
子供のような遊び心が好奇心に繋がり、「知りたい」という想いにパワーを与え、結果的に心の望みを現実化させてくれます。