意識拡大体験をすると様々な体験や概念との出会いがあります。
その出会いは今の趣味嗜好、興味、ライフスタイル、集合意識、信念、社会意識に影響を受けて変動します。
例えば、よくある例として、日本人であれば、三途の川を体験する人がいますが、西洋の臨死体験者の多くはキリストや天使とのコンタクトが多いです。
意識の世界でまず出会うのは、人間体験とのリンク。もっと言えば、エゴ(自我意識)の影響です。
その影響によって、意識が拡大した世界では、無くなった人やペットとの出会い、ガイドスピリット、守護霊、天使存在、神仏などとの出会いができます。
その体験はリアルであって、実際に体験をすれば紛れもない事実で、体感です。
(ちなみに、このような体験で、今思い出しましたが、映画「コンタクト」の最後のシーンで描かれていますので、まだ見ていない人は是非チェックしてみてください。)
しかし、事実でありますが、それは罠でもあります。
確かに、面白い体験であるし、この物質的な現実では体験ができないインパクトがある体験なので、そこで止まってしまう。
例えるならば、山登りの途中の美しい景色で満足し、その山頂には行かないような状態です。
もちろん、それで満足するのであればOKですが。
山頂に近づけば近づくほど、この世界のシステム・仕組みが分かってきて、より今の世界が分かってきますし、自分の正体も分かります。
登山の途中の景色を楽しみながらも、そこにはまらず、その先、その先の別の景色も楽しみながら山頂を目指していく事が、本当の自分自身を知る道です。
罠を罠として知りながら生きるのも面白いですが、「その先その先」にチャレンジしていくことも、自分の可能性を広げ、本来の自分に目覚めるポイントです。