
本質とつながっているとき、私たちはどこかで「感覚的に」それを知っています。
それは言葉にするのが難しいけれど、確かにある“感覚”なのです。
今回は、僕がシャーマニックな意識探求の旅や臨死体験で体感した、本質とつながっているときに現れるサインを4つにまとめて紹介します。
感覚の確認や、これから意識を深めたい方の参考になれば嬉しいです。
1. 時間の感覚がゆるむ
本質とつながると、時間が伸びたり縮んだりするような体感があります。
「え?まだ5分しか経ってないの?」と感じることもあれば、「もう1時間?」と驚くこともあります。
これは意識がエゴの時間軸から外れ、本質のリズムに触れているからだと感じています。
例えば、瞑想や自然の中でぼーっとしているとき、過去や未来への思考が止まり、「今」に意識が溶けていく瞬間がありますよね。
そのとき、時間の枠組みがほどけるような感覚になります。
2. 判断が減って、ただ在るだけになる
普段、私たちは「良い/悪い」「正しい/間違っている」といった判断で世界を見ています。
でも、本質とつながると、その判断のフィルターが緩んでいきます。
「これはこれでいい」とか「ただそうであるだけ」といった感覚です。
臨死体験の中で、僕は自分をジャッジすることができない領域を体験しました。
そこには「良し悪し」という概念が存在せず、全てがそのままで完全であるという感覚がありました。
この“ただ在る”という意識の状態が、本質とつながっているサインだと感じます。
3. 感情が深くなるが、引きずられない
本質につながると、感情が鮮明になります。
でも同時に、感情に振り回されることが減っていきます。
泣くときは涙があふれ、笑うときは心から笑える。でも、それが過ぎ去ったらスッと元に戻る。
波はあるけれど、それにのまれずに中心に戻れるような感覚です。
これは、感情がエゴの反応ではなく、より純粋な“衝動”として表れているからなのかもしれません。
感情が悪いものでも、良いものでもなく、「ただの動き」であると気づけることも大きなサインです。
4. 無意識の中からヒントが届く
夢やふとした直感、偶然の一致(シンクロニシティ)など、意識では理解できないところからヒントがやってくるとき、本質とつながっている可能性があります。
僕自身、ある選択に迷っていたとき、夢の中で「この道でいいよ」と語りかけられたことがあります。
また、心の中で思っていたことに対して、翌日に誰かがそのままの言葉を口にしたり。
これらは本質からの“衝動”が、現実を通してサインを出しているのかもしれません。
### まとめ
本質とつながるとき、私たちの意識は自然に静まり、何か大いなる流れに身を委ねるようになります。
それは、「がんばってつながる」ものではなく、実はすでにつながっていることに気づくだけのプロセスなのかもしれません。
今回の4つのサインは、その気づきのヒントになります。
・時間の感覚がゆるむ
・判断が減って、ただ在るだけになる
・感情が深くなるが、引きずられない
・無意識の中からヒントが届く
ぜひ、ご自身の日常の中でも静かな瞬間をつくり、本質のサインを感じてみてください。
そして、ゆっくりと今この瞬間に戻ってきてくださいね。